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2010年 07月 15日

ドミニクの歌

『シスタースマイル ドミニクの歌』を観て参りました!



東京オリンピックが開催された年に発売された『ドミニク』
修道女ジャニーヌ.デッケルスが歌い、世界中で大ヒットした。
そんな彼女の人生を綴った物語。

商売を営む家庭に生まれ、
母親からは、早く結婚して店を継ぐように、再三言われ
いつも世間体や自分のエゴでモノを言う母親
まるで、人間ではなく自分の所有物のようにドミニクを扱う。
母親からの愛情を感じた事がないドミニク
ドミニクは母の愛情の代替をするように
従姉妹のフランソワーを、妹のように溺愛する。
彼女の唯一の心のよりどころ。
そして、学校の親友アニーに心を少しずつ開こうとするが...
しかし、彼女は修道院へ自ら入ってしまう。

そして、歌が大ヒット。もともと自由奔放なドミニクは
修道院生活をまともに過ごす事自体、容易ではなかった。
周りの反対を押し切り、修道院から出て行ってしまう。

家族からも逃げ、男からも逃げ、女からも逃げ、修道院からも逃げる。
そんなドミニクを見ていると、その中途半端な生き方に憤りを覚える。
まるで思春期の少女がそのまま大人になりきれないでいる姿だ。

きっと、愛情を感じる事なく成長したが為に
人からの愛を、うっとおしく思ったり、
愛を受け入れる事が怖いのだと思う。
自分一人でここまでやってきたという大きな自負がある為
愛する事で、自分の何かが変わってしまう事が
非常に恐ろしいのかもしれない。


しかし、誰も愛する事が出来なかったドミニクが
悩み抜き、やっと、愛いする事を知る。
献身的にドミニクに愛を注いだアニー
彼女と共に、幸せを掴む 。
そして永遠の旅に彼女達は旅立ってしまうのです…

この結末が、私には非常に気に食わない!
ノンフィクションだから気に食わないって
言ってもしょうがないんだけど^^:
どうして戦って生抜かなかったのだろうか?
とても刹那的で私は嫌だ...

でも、そこには時代と云う、
どうにもならない壁が立ちはだかっていたんだと思う。
今の時代だったら、
当たり前の事でも、当時は大スキャンダルだったり
女性の解放を歌った『黄金のピル』に対して
宗教の大きな壁があり弾圧されたり...

今、この時代にドミニクが生きていたら
どんなに生きやすいかったろうか...
ん〜...
でも案外、昔も今も変わらないのかもしれないなぁ...
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by naou7 | 2010-07-15 19:48 | アート


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