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2010年 10月 29日

3夜に渡り

先週の金、土、日曜日と3夜に渡り、濃密な時間を過ごす事が出来た。
ミホさん、美学校仲間と『連連影展』へ、そして
写真美術館で開催中の『ラブズ.ボディー生と性を巡る表現』
へ出掛けて参りました。
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『連連影展』では前夜祭から参加
10/22日 『1000人のピースウーマン』を鑑賞
ノーベル平和賞は何故、男ばかりが受賞するのか?
草の根で活動する世界中の1000人の女性達をノーベル平和賞候補に推薦しようという
壮大なプロジェクトと6人のピースウーマンを紹介するドキュメンタリー作品

日本人で推薦された高里鈴代さんがトークゲストで参加
高里さんは沖縄で活動する『軍隊を許さない行動する女の会』の代表
沖縄のアメリカ軍から受ける被害を世界中に訴え
非暴力で軍を撤退させる運動をされています。
改めて、高里さんからお話を伺い
アメリカ軍からの被害の多さに愕然とし(性的被害、心的被害、環境破壊)
同じ日本の事なのに、どこか対岸の火事のように感じていた自分に腹が立ちました。
今では、基地問題の話題はニュースでも取り上げられなくなり
あんなに、勇み足だった民主党も何も無かったかの様な態度...

10/23日 渋谷UPLINKで開催された映画祭『連連影展』

program1  『グリーナムの女たち』
1981年、イギリスのグリーナム.コモン米軍基地に巡航ミサイルが配備されたことに
反対して立ち上がった女性たちの反核運動を知っていますか?
基地のまわりに住みつき、フェンスをよじ登り越え、フェンスを切り破り
平和のために『非暴力直接行動』に出た何万人もの女性たち。
彼女たちの精神は海を越え、世界を越え、つながっている。

program2 『スリングショットHIPHOP』
イスラエル領内やガザ地区や西海岸地区に暮らすパレスチナ人ラップミュージシャン
たちが投げかける言葉は領土や抑圧の不正義を訴える。
移動の自由を奪うチェックポイントや分離壁だけでなく
ジェンダーや世代で分断された若者たちが音楽で礫を打ち放つ。

program3 『Girls Rock!』
8歳から18歳までの少女が集まるロックキャンプ。
楽器に触ったことさえない少女たちが一週間のワークショップの後
700人の観客の前でライブを行う。
髪を振り乱し、怒鳴り合い、楽器をかき鳴らし、叫びまくる
『女の子』のロックは革命だ!!

3作品、共通して言える事は音楽の力!
『グリーナムの女たち』では警察やマスコミ、社会に対して
解りやすいメッセージを込めた歌で反発
『スリングショット』ではラップミュージックで
『Girls Rock!』ではロックで
それぞれ、自分を表現していた。
中でも面白かったのは『Girls Rock!』
自分自身もそうであったように、女で生まれ育つ過程で
いつも我慢や抑圧が付き物であったように思う。
思春期の少女時代は特に、その矛盾に敏感。
そんな彼女達が、素敵な大人の女性達から
解放の手助けを受け、どんどんと自己解放されていく姿が
観ていて、とても清々しい!
私も、思春期に、こんな素晴らしいキャンプに参加してみたかった!
勿論、『グリーナム』にも参加したい!!!

10/24  『ラブズ.ボディー生と性を巡る表現』を鑑賞
エイズによってあぶり出された社会的偏見や差別、社会に対する反応から様々な作品が生み出された。
エイズを抱えた多くのアーティストがエイズに向き合いながら制作し発表。

展示の中で、ひときは異彩を放っていたのが、ポスターにもなっているバッファローの写真

あまりにも唐突に現れた、この小さな写真作品に一同???
並びにあった、同じ作者の作品とは思えない程の唐突感。。。
これはいったい、どんなメッセージなんだろうか?
と、その後5人で呑みながら、あーだこーだ。。。

アメリカの先住民族の猟のために追われて、次々と崖から落ちるバッファロー
僕たちは、エイズをはじめとしたさまざまな理由で追いつめられ
次々と自らの命を絶たざるを得ない問題と向き合っている。
この展覧会に参加しているアーティスト達は、バッファローたちに「こっちに来ちゃだめだよ」と
崖っぷちで背を向けて両手をひろげて止めているようなバッファローだと思います。
人はいつか必ず死ぬものだけど、いつか死ぬんだとしても
「ここから先は崖があるぞ!」と教えてくれる人が世界には必要です。
「落ちないで」って泣きながら願う人も必要。
ただ、落ちて行くのを傍観して、あきらめているだけでは駄目なんじゃないか。
僕は、この展覧会を観る人たち自身のこととしてとらえて欲しいと思います。
世界で起こっている問題や、どんな小さなことでも
それを他人事としてとらえるか、自分の事としてとらえるかによって
人は大きく変わると思う。
崖を遠くから観ていた人たちが、崖の前で両手をひろげるきっかけになればと思います。
ーハスラー.アキラ インタビューよりー

うむむぅ〜このインタビューを読んでスッキリしたよな、しないような。。。
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by naou7 | 2010-10-29 17:37 | アート


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