2008年 04月 05日
遂に行って来ました『能』!! 人生で最高の夜桜♪本当に素晴らしかったです。 狂言『樋の酒』、お能は『巻絹』でした。 まずは狂言から。笑えます!結構可笑しいです! 動きもコミカルだし、擬音語がやたら多くて なんだか可愛らしいのです。 「むりむり、むり...」や「ずかずか...」ウチで流行りそうな予感^^ 太郎冠者が、流し素麺の竹筒のようなモノで酒を飲む場面から宴会騒ぎになると、 演出したかのように桜吹雪が舞い、可笑しいやら美しいやら。本当に見事でした。 大らかな人の暖かさを感じる部分では落語と似ているように感じるなぁ〜 狂言のコミカルな舞台と変わりお能はシリアス 若干眠気に襲われながらも、シテの能面に釘付け!美しいぃ〜 今回連れて行って下さったIさんは狂言を習いはじめて20年 そんなIさんが面白い話を色々してくれました。 今回のように若い女の面は瞳の黒い部分しか穴が空いていないらしく 演じるのに凄く視界が狭くて舞いづらいらしい 一方、盲目の老婆の面は目が塞がっているように見えて、横にスッーと空いているので 視野が広く、見えやすいそうです。これは、深い意味があって 見える人の方が色々な事が実は見えてないんですよ、と言う意味合いもあるそうな〜 深いなぁ〜 手の一振りで場面構成が変わったり、面の角度によって表情が変わったり 一人一人観客の感じ方で変わるようなところが能の良さなのかもな☆ そう言えば淡風荘のOさんに人形の表情の事について質問された時に「無表情にこだわりたい」と何気なく答えた。 そしたら「それは能の世界だから是非観た方が良いのでは」とアドバイスして下さった。 笑ってたり怒っている表情はそれしか受け止められないけど、無の表情はその人の心の状態によって何百通りもの表情に見える。なんとなく自分の考えてる事と能とがリンクしたようで嬉しかった。次回は能楽堂で観たいのぉ〜^^
by naou7
| 2008-04-05 17:52
| 人生
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