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カテゴリ:ジェンダー( 30 )


2010年 05月 11日

映画『プレシャス』

光を皆に降り注ぎ、導く人は
暗闇のトンネルに入ってしまったら
自らの光を頼りに暗闇から脱け出すしかないのだ
そしてまたトンネルを抜けたら
皆を明るく照らし導いて行く

映画『プレシャス』の中での印象的な台詞


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主人公プレシャスはスラムで育ち
幼い頃から父親に性的虐待を受け
17歳になる頃には父親との子供2人目を身ごもる
母親はそんな現状を知りながら回避するどころか
自分の夫を取られたとプレシャスに対しサディスティックに
暴力、精神的虐待を繰り返す

妊娠したせいでプレシャスは学校を退学になる
しかし、校長先生(女性)の計らいでオルタナティブスクールに通える事に
そこで出会う先生(女性)や仲間達(女性)が素晴らしい
特に担任であるレイン先生は最高に素晴らしく素敵な先生だ

プレシャスは、クリスマスの日にレイン先生の家に行く
同性の恋人と幸せに暮らすレイン先生
少しプレシャスはためらう、
愛を知らないプレシャス
しかし、レイン先生は無条件にプレシャスを受け入れ
暖かく、そして厳しい母のような愛情で包み込む

最後に絶望的な試練が待っているけれど
レイン先生は同情などしない
『とにかく書くのよ!書き続けるの!』
と読み書きの出来ないプレシャスに言い放つ。
それは、どんな絶望的な事があっても
とにかく前を向いて進めさえすれば道が開ける
そして、知性が人を前に向かせる事を
レイン先生は教えてくれたのではないでしょうか。



佐平次さんのブログで知ったこの映画、本当に素晴らしい映画でした!

『プレシャス』は、アメリカ社会に深く根ざし、アメリカを深く分裂させている「性間の対立」をどこかで停止させなければならないという明確な使命感に貫かれている。その意味で、本作は映画史上画期的な作品であると私は思う。その歴史的な意義が理解され、定着するまでには、まだしばらくの時間を要するだろう。だから、「映画史の潮目」の生き証人になりたい人はこの映画を見ておく方がいいと思う。本作の政治的意図は誤解の余地なく、ひさしく女たちを虐待してきた男たちに「罰を与える」ことにある。

そして、こちらの内田樹さんのブログにも書かれているように
最近、このような『男性嫌悪』(逆ミソジニー)な作品を絵画や音楽、ドラマなどで良く目にする
私の大好きな松井冬子さんの作品や、GAGAの歌詞やパフォーマンスも、かなり匂いますね
これは、あきらかに永遠続いてきたミソジニーやホモソーシャル、男尊女卑への復讐なのではないでしょうか?
復讐の後が早く見たいものですが、今はこの復讐劇を楽しみたい自分がいます。。。


冒頭に書いた台詞はプレシャスがレイン先生へ言った言葉ですが
映画を観終わった後は、プレシャス自身が光り輝き、私達を導いてくれます。
是非是非ご覧下さい!!!
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by naou7 | 2010-05-11 19:18 | ジェンダー
2010年 03月 10日

Une bague de fiançailles

バイト先で扱う商品は夢のようにキラキラしたジュエリー
はっきり言って私の好みと大分かけ離れている...
(仕事を選ぶ上で、この矛盾した、
好みでない商品を販売する事を良く選ぶ
趣味でない商品の方が何かと都合が良い事が多い
販売歴14年の私流の知恵)

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そんな中、先日 小学校3年生ぐらいの女の子が
「わ〜きれい!!婚約指輪はここで買ってもらおぉ〜♪」
とキラキラした瞳で独り言をいいながら商品を眺めていた


「かわいいなぁ〜」でも、どこか違和感。。。
私の記憶の中で婚約指輪が欲しいって幼い頃に思ったかなぁ??
ただでさえ、幼稚園の頃、先生に
「将来なんになりたい?」と質問されて
当時、包帯をグルグルするのが好きだったので
「看護婦さんになる!」と答えた
一方、友達のエミちゃんは「およめさんになる〜♪」
って答えていたのを横目でチラリッ
「それ、質問の意味が違わない??お嫁さんって職業なの?」
と感じた事を今でもハッキリ記憶している
(最近の大学卒業したら永久就職したい!という気持ち悪い学生とかぶる)

そしてもう一つ、私はプレゼントを貰う事が苦手なのだ
特にモノのプレゼント(不幸体質?)
もし万が一、結婚したとしても(あり得ないが)指輪は絶対にごめんだっ
そりゃ〜若い頃は指輪を貰って嬉しい時期もあったけどさっ

今は、はっきり言える!
好きなモノは自分で買いたい!!
そして指輪が嫌だ!


自分で買ったモノは後腐れ無く使えるし、
何より嫌なのは縛られ感がある指輪...
自分で買う分には全然良いけど、人から貰うのは勘弁

ほんとっ!可愛くないよねぇ〜




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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作品が掲載されました♪マリア書房『クラフトアート人形15』
書店でみかけたら見てね♪
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by naou7 | 2010-03-10 19:34 | ジェンダー
2009年 09月 12日

ジェニファー

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フラッシュダンスの主人公ジェニファー.ビールス
懐かしいですねぇ~ちっともあの頃と変わってない
そんなジェニファーが出演しているアメリカのドラマ
『Lの世界』にわたくしハマっていますの♪
主演のジェニファー演じるベットがかっちょいいのだぁ
こんな、こんな、こんな、腕になりたい~(腕かよっ!)

彼女は45歳でお子様が一人いらっしゃる
しかし!本当にナイスなバディ
お腹なんてぺったんこ
(わたしの分をわけてあげたいぐらいだわ)
やっぱり鍛えなくっちゃ駄目ね!!
ひたすら腕をワシワシ鍛えるnaoであります
血管浮いてきたら誰か止めて下さい017.gif

それから、目尻のシワもいいのよね~
そりゃ~若い子のピチピチにはかなわないけど
(肌の透明感とかね)
何て云うのか、その人の生き方が垣間見える
年を取った方が良い顔になる人いますね
良い年のと取り方をしたいものです
そして素敵なおばあちゃんになるのが夢☆
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by naou7 | 2009-09-12 22:34 | ジェンダー
2009年 07月 22日

ヘッポコ相談室

友人に、親から所有物化されたり、幼い頃虐待された子が何人かいます。
そんな彼女達から最近、頻繁に相談を受けます。
私なんかが解決出来る問題ではないのですが
話を聞いて少しでも共感できたらいいと思っています。
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私は本当に有り難い事に
家庭環境に恵まれ幸せに育って来ました。
だから彼女達の体験した事を想像でしか体感する事ができません。
少しでも彼女達の経験した事を自分の身に置き換えて考えてみます。
無理はあるかもしれません。しかし、それしか出来ない。
彼女達の一生懸命 社会と関わり生きている姿をみると
本当に幸せになって欲しい。
辛い過去をバネにし生きて欲しいと願うのです。
そんな彼女達から「ありがとう」と言われる事があります。
しかし、私の方こそ「ありがとう」を言いたいのです。
こんなヘッポコを少しでもよりどころにしてくれる事と
私も彼女達に支えられている事と
そして彼女達を通して自分自身が見えてくるのですから。
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by naou7 | 2009-07-22 17:49 | ジェンダー
2009年 07月 12日

映画『選挙』と『精神』を観た!

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映画『選挙』『精神』を観た
同じ想田和弘監督の作品
『選挙』
面白い!!本当に面白い!
と同時に改めて日本の政治が恐ろしくなった。
まるで操り人形
政治にささやかな志しをもつコイン商の男が市議会議員候補に仕立て上げられ、
どぶ板選挙の全貌がコメディのように滑稽に描かれてゆくドキュメント。
わずか二週間で彼が大きな組織に巻き込まれ豹変していく姿も目を見張る。
彼は落下傘候補、政治献金などないから選挙費用は実費、
なので妻の給料で彼は支えられている。にも関わらず
「仕事は辞めた方が良い」と周りから言われたり、
子供を早く作れだとか、
妻ではなく家内と呼べだとか
彼や彼の妻には人権なんてないのだ!
その他、普段、普通に過ごして見ていた風景が物凄く滑稽に見える…

今日は都議会選挙
いつもと180度違う見え方でニュースを見る事ができた!

早急に是非是非観て頂きたい作品です!

ふぅ~興奮しすぎて『精神』は次回書きます!
(この作品も本当に素晴らしい)
想田監督!彼の作品から目が離せない!
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by naou7 | 2009-07-12 22:47 | ジェンダー
2009年 06月 30日

ハイヒール

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最近よくヒールが溝にはまります。あれってすごく不快...
運が悪いとヒール部分がさかむけみたいになってしまいます(:0:)
足に神経がいってないみたいに、色んなモノを踏む事があります(涙)

ハイヒールと言えば!大変おしゃれな96歳の先輩は
ヒールが無い靴は歩き辛いと言ってました...すすすごい!!
36歳でもハイヒールは辛いのに、ヒールが無いとダメだとは!
爪の垢を煎じて飲みたい程^^
この前も、私が黒いマニュキュアをしていたら
赤い血のような色のマニュキュアを探しているとおっしゃっていました^^
いつも綺麗にご自分でマニュキアされているんです♪
本当に素敵な女性で私の憧れの先輩の一人でもあります♪
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by naou7 | 2009-06-30 22:15 | ジェンダー
2009年 05月 20日

グロテスク

画家、甲斐庄楠音(かいのしょう ただおと)って知ってますか?
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私は知りませんでした。はじめ、何て読むのかも解らなかった^^:
丸善で初めて画集を目にしてビックリ仰天!目が釘付け!
実に魅力的な(←個人差大あり)女性像を描く方なのです。
でもかなりグロテスクで岸田劉生からは
「でろりとした絵」と評される程、独特な画風です。
岸田劉生だってかなりのグロだと思うけど。。。
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女性像ってキレイキレイに描いている作品が結構多い気がするのですが
楠音さんの作品は女のグロテスクな部分をえぐり出しているような絵です。
私、気が付いたのですグロテスクな絵が好きなんだわ!(今頃気が付いたんかい!)
カラヴァジオやエゴン.シーレ、ヤン.ファン.エイク、伊藤 若冲、(若冲は形容詞全てで表せる作品だって
何かの記事に書いてあった。正にその通りだと思った)
最近では松井冬子さんの絵は正にグロテスク。
でもその中に凛としているモノが感じられます。
今、読んでる桐野夏生さんの『グロテスク』(←これかなり怖い。でも女なら共感できる部分が多い。共感できてしまう自分が疎ましい)この小説と楠音さんの画集があったら あなたも今日からどす黒く赤い渦の中へ誘われます。。。(こわっ)

なんか肉々しい話題ばかりでごめんなすって


展覧会のお知らせ
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by naou7 | 2009-05-20 17:34 | ジェンダー
2009年 04月 26日

「グラン・トリノ」男らしさとは

本当に素晴らしい映画を観てきました!イーストウッド監督の「グラン・トリノ」!
しかも今、読んでいた「戦争とジェンダー」と非常にリンクする内容でビックリ☆
前回観た「チェンジリング」もそうでしたが
イーストウッド監督、やはりジェンダーを意識して作品を創られていたのですね!
今日改めて確信が持てました!って勝手に確信持っちゃってますが^^:

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「グラントリノ」を観て一番に私が感じた事は「男らしさ」とは何か。

家父長制の中に潜む男らしさ(年長の男性による女性および若年、子供の支配と権力の独占)が冒頭、全面に描かれていた。
「戦争とジェンダー」にも書かれていたように暴力(戦争)支配(女性)を誇示する事が男らしさだと はきちがえている男ばかりだ、しかも集団で(ホモソーシャル)
主人公である頑固な老人ウォルトもやられたらやりかえす、目には目を歯には歯を、と銃を片時も離さない。そんな中、隣人の少年に(男らしさに戸惑っている)男らしさを教えるうち、次第に暴力からの呪縛から解き放たれる時が来る。
ラスト、それは本当の意味での「男らしさ」を少年に教えたのではないのだろうか。

ラストは凄く衝撃的だけど爽やかで後味の良い映画でした。
イーストウッドは絶対にラストは暴力なんかで解決しない!
と上映中ずっと信じていました。
でもこんな最後だとは!!

早くも今年観た映画の中で一番♪
う~ん「MILK」も早く観なくっちゃ♪

写真「ワスレナグサ」?
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by naou7 | 2009-04-26 21:59 | ジェンダー
2009年 03月 09日

メーテルの謎

『やまぎみわ マイ.グランドマザーズ』展へ行ってきました。
初日はアーティストトークもあるとの事だったので大変大変!!
整理券ゲットせねばぁ〜!
バイト先の入店研修を終え、猛烈に走り写真美術館へ
ラッキーな事に最後の一枚をゲット!
猛ダッシュした甲斐があったわぁ(猛ダッシュって懐かしいひびき...)
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10〜40代の女性から話を聞き出し
こんなグランドマザーになっている、もしくは
なりたいおばあちゃんをやなぎさんのフィルターを通して写真に納めている。
もちろん、やなぎさんらしいジェンダーの匂いがプンプンした作品が多数あり
とても興味深かった。
リンクに貼ったトップの作品は占い師に扮装している。
その横に作品と共に飾られている文章

子供相手のいんちき占いだと陰口を叩かれてる。
この子たちの小遣いが目当てでも、暇つぶしでもない。
私が待っているのはただ一人の客、私の後継者。
過去にも未来にも無関心な彼女が、気まぐれに
崩れかけた扉を抜けて来てくれるのを待つだけ。
彼女に後を託したら、希望も後悔もない世界で静かに暮らそう。

しかしまあ、それまでにあと何人の退屈な人生を語らなくてはならないのか。
この子たちの未来のつまらないこと。
母親そっくりの、不満の毎日に倦怠の上塗り。
それをわざわざ確かめにくるとはね。
幼い秘密、淡い期待、安い夢.....もううんざり。
今日はあと五人でおしまいだ。
ああ、またこの子は。泣いたって仕方ないんだよ。

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(ロールキャベツって中がカスカスになってしまうんだけど...ダシは最高^^:)

やなぎさんご本人も被写体になっていて、何故か銀河鉄道999のメーテルの扮装
アーチィストトークの時にもメーテルに付いては深く話さなかったのが凄く気になり
早速、銀河鉄道999をDVDで観てみた。

うむむこれは!深いではないかぁ〜!
メーテルは幼い勇敢な子供をさらっては自分の国に連れて行き
自国のエネルギーパーツの一部とする為に何人もの子供を連れ去る為に999に乗って旅を続けている。
それは女王である母の指令でもあった。しかしメーテルはこのままではいけないと気が付き、自国を消滅させるだけの魂を持った子供達を集め、教育し、母に背き自国をその子供達と一緒に消滅させる。

いままで、ジェンダー視点から漫画を観た事なかったので面白い発見だった。
童話や映画、小説、絵画、あらゆるものを視点を変えて観ると見えないものが見えて来るのかもしれない。

きっとやなぎさんはジェンダーフリーな子供達を何人も育てたいと望んでいるんだと想像した。
だからメーテルなんだ、きっと。
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by naou7 | 2009-03-09 18:54 | ジェンダー
2009年 02月 10日

ライフワークバランス

先日「ライフワークバランスってなに?」と言う講座をききに行って来ました。
講演してくださったのは資生堂人事部の山極清子さん
流石、女性社員が7割をしめる会社だけあって
素晴らしい制度をバリバリ作ってらっしゃいました。
これだけの制度を受け入れ変えていった経営者の姿勢も凄いと思うけど
とにかくスピーディーに改革し、必要なものは直ぐに作りそれを全社員に
使いやすいようにして行く実行力と大胆さに圧倒されました。
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私の周りにも企業に勤める友人が何人かいます。
しかし、仕事をして行く上で結婚や出産を諦めなくてはならない状況の友人もいます。
例えば、結婚したら家庭に入って欲しいと望む彼(彼の家族)だったり
子供を生みたいけど今の仕事で休みを取ってしまったら元のポジションには戻れない
育児支援制度が整っていない、等々。。。
今回の講座で日本の企業は欧米諸国よりはるかに制度や意識が遅れている事が
解りました。それから頑張り過ぎない事もやはり重要なポイントになっていました。
こんなご時世だからこそ、今変革の時期なのかもしれませんね。
な〜んて企業に属さない私は何の役にも立たないけど彼女達を応援したい!

写真は母の手作り『ばらちらし寿司』
母は家事を完璧にこなし、仕事も持っていました。
私には到底真似できない^^私の誇りです♪
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by naou7 | 2009-02-10 11:52 | ジェンダー