+nao日記+

nao8.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:ジェンダー( 30 )


2009年 01月 26日

古典的なジンガロ ?

待望の『ジンガロ』観てきました!!
c0124108_23553078.jpg

疾走する馬の姿、本当に美しかった。
そしてシンプルかつ圧倒的な存在感の舞台美術。

が、がぁ〜!!私のジェンダーセンサーが引っかかってしまった。。。
一言で言うとホモソーシャルの匂いがぁ
トップダウンの会社を見ている感じと言うのか。。。

演目は「バトゥータ」
ルーマニアの音楽に合わせて自由を謳歌する遊牧民を演じる。
私が気になった点は
女性馬術師の登場回数が圧倒的に少ない(そもそも女性馬術師の人数が少ない)
そして出て来たと思ったらスカートをひるがえした何となく違和感のある演出
自由のきかないウエディングドレス姿
人形のような女性像
それから女性馬術師には終始笑顔がみられなかった

気になる部分はもっとあるのですがこの辺で。。。

パンフレットには、
「ユーモア、ロマン、欲望、嘲笑、希望、不条理など人生のさまざまなエッセンスをルーマニアの楽団の生演奏に合わせて表現し、奇想天外かつエネルギッシュな展開で観客をくぎずけにする!」
 

自由を謳歌するのは男性ばかりで不条理?確かにパンフレットには嘘がない...
私が感じた事は全て演出だったのなら良いのですが...
若干、後味が悪い作品でした。
この気持ちを払拭して欲しいので違う演目も観てみたいです。
[PR]

by naou7 | 2009-01-26 00:26 | ジェンダー
2008年 12月 18日

今月の美術手帖

c0124108_23205491.jpg

今月の『美術手帖』
ふふふゆこさん〜が〜!!
宝塚に拒否反応がある私でもちょっとムムム美しいと思ってしまう☆
大変似合っています。
この表紙を企画した人すごいなぁ〜
ある意味、度肝を抜かれました!

やなぎみわ、松井冬子の人生を変えた一冊が載っていて興味津々な内容です♪
[PR]

by naou7 | 2008-12-18 23:32 | ジェンダー
2008年 11月 06日

松井冬子 展

浜松市、平野美術館で開催されている『松井冬子 展』に行きました。
冬子さんの作品がいっぺんに32点も観れるとは感激!!
浜松まで行く価値はかなりあります!
c0124108_0354087.jpg

女性のジェンダー化された痛みを描いている作品なのですが
悲劇的な作品ではなく(一見悲劇的に見えますが)
戦っている感じが凄く私は好きです。
冬子さんの代表作『浄相の持続』に描かれている女性は
腹部を裂かれ内蔵や子宮が見える状態で花々の中で横たわっている。
まるで暴行されたような姿にも見える。
しかし、表情は穏やかで誇らし気。まるで子宮を見せつけ
「奪えるものなら奪ってごらん」と言っているように聞こえる。

海外ドラマ『Lの世界』でも同じ様な場面があった。
主人公のジェニーは小さな頃に性犯罪に遭い壮絶なトラウマとなり
リストカットを繰り返してしまう。
自分の血を見る事で、この血だけは誰にも犯される事はない
誰からも奪われる事はないと意識し何度も何度も確認する。
リストカット行為自体が彼女のアイデンティティーとなっている。



冬子さんの絵は女性には共感されるけど(ウチの母は怖いと言っていましたが^^:)
男性で冬子さんの作品が好きだと言う方の話を聞いてみたい気がする。
どこか、うさん臭いと思ってしまう自分がいるから
[PR]

by naou7 | 2008-11-06 23:42 | ジェンダー
2008年 09月 16日

ボーヴォワール「第二の性」

今回のバイトは横浜♪ちと旅行気分で楽しいぃ〜♪
なんて思っていたのも束の間、遠いよ。。。とほっ。4回乗り換えは厳しいなぁ
時間がかかっても良いけど、乗り換えが多いとスゴく疲れます^^:
そんな訳で人形制作の事は一旦頭の外に追いやり、読書の時間が出来ました。

c0124108_22355298.jpg



まさにバイブル!というべき本に出会ってしまった!!
お風呂でもトイレでもところかまわず離さず持っていたい(なんだろ...愛おしい)本!

c0124108_22393141.jpg



自分が女性でも解らない事が多い女性の内側。
自分自身の事が解らない事も多々あった。。。
しかし、見事ボーヴォワールは解りやすい言葉にしてくれました!
解決、決着、核心、そんな言葉がピッタリな作品でした。

ここに登場する女性は私でした。いや、全ての女性が自分の事だと思うはずです。
からくりの共犯になっていなければ。。。



展覧会のお知らせ
作品紹介
[PR]

by naou7 | 2008-09-16 23:01 | ジェンダー
2008年 08月 20日

フラミンゴ

最近買った雑誌に面白い記事が載っていました。
『ART iT』
c0124108_1849157.jpg

変身でおなじみの森村泰昌と、やなぎみわの対談
やなぎさんの作品はコンパニオンやエレベーターガールなど、ある意味、女性差別的な職業をモチーフにした作品や人身売買など女性の受難がテーマの作品
女性性と少女性についての対談の中で
「私は、母と祖母がタカラヅカにはまっているのを見て育ち、子供ながらに、なんでこんな幼稚な事をしているんだろうと批判的に思っていました。家では男尊女卑な環境に甘んじながら、現実逃避のようにタカラヅカでうさばらしをしているような。どこか腑に落ちなくて、もっと現実と戦わなければ、と冷ややかに見ていたわけです。」
少女受難について
男性作家の方も『少女受難』のテーマは大好きですよね。ヘンリーターガーや会田誠さん、同列にしてはいけないけど、商業漫画やアニメでは無数にある。女性は男性の受難劇を別に必要としていないんですけどね(笑)

うむむぅ 面白い!
タカラヅカの話が面白い。確かに世の中で言う「従順で良いお嫁さん」的な人がタカラヅカにハマるのは目に見えるよう。それだけではないだろうけれども、ニュアンスは手に取る様に解る。※誤解があると困るので、既婚者が全てこれに当てはまるとは思わない。対等な立場で結婚生活を送ってらっしゃる方は大勢居る。
男性の受難劇を必要としない
と一緒な意味合いで、女性が男性役をやる事でどこかストレス発散しているんではないのかな?自分でははっきりと気が付かないけどジェンダーバイアスに対する何かを感じて少しでもブレを軌道修正したい気持ちがはたらいているのではないのでしょうか?

ジェンダーの事を考えるとつくづく奥が深いなと思う。
こうして色々考えている自分自身もジェンダーに浸食されている事に
ふっと気が付く瞬間がある。
例えば、服装。
私はモードな服が好きで、素敵な洋服を着て、なるべく素敵な自分でありたい。
その衝動はいったい何処から来ているのかと考えた時
80%は美意識だと思う。残り20%は武装だと思った。
社会に出た時、見てくれが良い方が生活しやすいのを私は実感している。
例えば男性の反応は顕著だ。(男性女性に関係ない部分もあるけど)
近所の雑貨屋のおじさんは私がスッピンで買い物に行くのと、メイクして行くのでは対応が見事に違う(笑)社会的にスムーズに事を運びたい。出来れば気分良く。その『気分良く』が、したたかな武装なのだと気が付いた。知らず知らずの内にジェンダーを使っているのかもしれない。ジェンダーが見えにくい理由として、長い歴史から女性が社会生活を送る上で、快適な生活をおくりたいと思う気持ちが、次第にジェンダーに浸食され、これが常識なんだと、遠い意識の下に眠ってしまっているので見えにくいのかもしれない。
動物園のフラミンゴに似ているように思う。
羽を少し切られ、天上が空いているのに飛んでいく事が出来ない。
ずっと檻で生活しているフラミンゴは羽を切られた事自体忘れてしまうのではないでしょうか。そう言えば、色ピンクだしね(笑)
展覧会のお知らせ
[PR]

by naou7 | 2008-08-20 18:54 | ジェンダー
2008年 07月 17日

ジュリア〜ン

c0124108_1133280.jpg

フランス語を習いはじめて一年がたちました♪
5年も習えば何とか話せるようになるだろうと考えてたけど。。。

解らない事があったら復習し予習しを繰り返しても
私の頭には入って行かない事が何度もあり、その度に自己嫌悪に陥ってました。
それから、家ではちゃんと解っていたのにクラスの皆の前だと頭が真っ白になって何も言えなくなる自分が悔しくて自己嫌悪。。。
そんな事を何度も繰り返し、解決方法が見つかりました!それは開き直り!
気取って良い所を見せたいなんて下心があるから自己嫌悪に陥るんだわ!
文法アベコベだけど、とにかく口を開いてみたら身にしみて良く解るようになりました。
フラ語学習以外でも自分にとって勉強になる一年でした。
克服しなくてはいけない事がまだまだありますが
何はともあれ、継続は力なり〜で頑張りま〜す♪

さてさて以前、担当の先生が変わり凄く解りやすくなったとブログにも書きましたが
その先生が試験の為に休業。昨日が最後の授業でした。
ジュリア〜ン!!行かないでぇ〜(笑)って本当の名前はフレッドだけど
ジュリアンという感じの甘い雰囲気の彼
まるで少女漫画に出て来るような華奢な王子様の様な風貌☆
そんな彼の一番印象的な姿は『銀しゃりおにぎり』を美味しそうに食べていたところ
(授業じゃないんかい!)
最後の授業の時間、絵画の話になり
私は松井冬子の絵が好きで彼女の作品からジェンダーを感じると言ったら
??な顔をしていたけど、調べてみると言ってメモしていた。
ジュリアンどんな風に感じたかなぁ。。。感想を聞いてみたかったなぁ
[PR]

by naou7 | 2008-07-17 11:57 | ジェンダー
2008年 06月 08日

ジェンダー入門

ジェンダー関連の本を少し読んでみました☆
色々ある中で一番わかりやすかったのが加藤秀一さんの『ジェンダー入門』

フェミニストの方々それぞれの考え方の違いからフェミニスト同士で分裂しているのが何だか変だな〜おかしいな〜?と感じました。
ところがこの本はもっと寛容な解釈でありつつ、非常に簡単な言葉で私のような初心者には頭に入りやすい解説となっていました。

c0124108_0133818.jpg

ジェンダーを理解すると言うことは、なにも女性だけの問題ではなく、男性、さらには人間が生きやすい環境を作るのだと感じました。
例えば、最近自殺者が増えていますが、これもジェンダーに深く関係していると 加藤さんは書いてらっしゃいます。
男らしく一家の大黒柱であるべき、病気になるなんて男らしくないと自分をジェンダーで縛り付けている結果、自分を自殺まで追い込んでしまう方が多いのだとか。(それだけが全ての原因ではないのでしょうけども)

しかしジェンダーについて知るにしたがい、イヤ、はっきり意識する事ができてしまったが為に
改めて生活しにくいなぁ〜と思う。それだけ蔓延してるという事ですな。。。
ついつい、これもジェンダーあれもジェンダー...ジェンダー探しゲームができそうです(苦笑)
やはり女性蔑視の傾向が日本の世の中には根強く定着してるという事実が
普段生活している上でひしひしと感じられます。
幸い、私の周りに居る男性はそのような方はいらっしゃらないので幸運なのですが
最近、あからさまに権力や力関係を固執する典型的なジェンダーバイアス男に出会してしまった。
こういう方との接し方はどうすれば良いのだろうか?
☆誤解があるといけないので、その方は当然ブログの存在を知りません。
[PR]

by naou7 | 2008-06-08 01:12 | ジェンダー
2008年 05月 07日

目の覚める作品

本屋に行ったらついつい買ってしまいました。
c0124108_21522890.jpg

ぐぅぁ〜ん☆久々に頭の中真っ白。顔面パンチをくらった。
遅ればせながら、松井冬子さん大好きです。
さしでがましいようですが、感じている事が類似していて共感できる部分がかなりあります。もっともっと、もっともっと作品に情熱を、そうでなかったら創る意味がないやっ!
と改めて感じさせてくれました。
現代美術を観ていると、なんとなくその作家の自慰行為を見ているような感じのする自己満足な作品が多くて好きになれなかったのですが、松井冬子さんの作品を観ていると、確かに過激でグロテスクな作品なんだけれど女性だったら共感できる傷みがひしひしと伝わってくるんです。
そこで気が付いたのです、私が不快だと感じた作品は男性作家の作品が多い事に...
それってきっとジェンダーが関係しているんでは??そもそもジェンダーって?
早速、図書館にかけこみます☆

それから凄く気になった事が一つ。
色々な記事を読むと、自分の経験を元にして作品を創っていると書いてありましたが、私は個人的な事はあまり人様に言いたくない主義なのか、冬子さんを見ているとそこまでさらけ出さなくても良いのでは?と疑問に思ってしまう。感じる人は十分感じる事ができるのだから...若干痛々しく思ってしまいます。きっと私が凡人だから感覚が理解できないのかもしれないのですが^^:小説家や画家、作家という仕事はプライベートまでもさらけ出さなくてはいけないのでしょうか?

ロン.ミュエックのあの巨大な作品の作業工程が詳しく載っていたので
思わず買ってしまいました。凄いっすっ!!
[PR]

by naou7 | 2008-05-07 22:36 | ジェンダー
2008年 02月 29日

心の目

昨日の夜から右手の親指が突っ張る感じで腕全体に疲労感がぬけない。
いつもの腱鞘炎がはじまってしまいました。腱鞘炎にならない方法は無いもんだろうか?
筋肉を付けるとか?(筋肉付ける運動中に腱鞘炎になりそうだけど...)困ったもんだ。。。

と言う訳で、今日の制作はお休み。手の休日としました。
c0124108_21373442.jpg

ずっと観たかった『アニー.リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』を観てきました。
15年位前に初めてアニー リーボヴィッツの写真をファッション雑誌で知りました。
ウーピー.ゴールドバーグがミルク風呂から顔を出している写真や、ベット.ミドラーが裸で薔薇に囲まれた写真。あまりにもインパクトがあり頭から離れられなかった。
彼女が写真を撮ると言えば、どんな女優や有名人でもスケジュールを空けるとか。
それは、被写体の一部に彼女が入り込んで被写体の心や魂をカメラにおさめようとするからだろう。パティー.スミスの言葉が印象的だった。「本屋で自分が表紙になった雑誌を見て、これは自分じゃないと思った」と。メラメラ燃え上がる炎をバックに殺伐とした格好でアンニュイな表情のパティースミス。私達が心の目で見ている当時のパティースミスの姿は、まさにコレ、コレしかありえない!!自分でも気が付かない姿をアニーは撮ってしまうと同時に絶妙に痒い所に手が届く写真を撮るのだ。
写真家として有名人以外の被写体で勝負したい気持ちとの葛藤や、愛する人の死、50歳で出産した子供達など、バックグラウンドを垣間見れた作品でとても興味深かった。そして、アニー素敵でかっこいい!!
ただドキュメンタリーは映画館だと目が疲れるぅ〜
[PR]

by naou7 | 2008-02-29 21:57 | ジェンダー
2007年 05月 24日

偏見

ある計画の為に、少しサブの仕事を増やそうと、今日はフランス製雑貨を扱うショップの面接に行った。久し振りの緊張感、昨日の夜から質問をシュミレーションし万全の態勢をととのえた。ドキドキ扉を開けると、面接官は若い男性でした。
色々な話の流れから、私が人形作家活動も並行していると話す、すると「アーティスト系の人は癖があるからお客様の接客に支障があるかもしれないし......グニャグニャ....」
えっ!今、あなた何ておしゃいました?なんなのその偏見!一瞬唖然としてしまった...しかも、新進気鋭な若手アーティストの商品を扱っているにもかかわらず、失望!
今まで11年間同じ会社で、販売の仕事してるって履歴書に書いてあるだろ〜が!!何だか、全てを否定された気がした。こんな会社受かっても蹴って....やりたいけどできないかも(哀しいかな背に腹は代えられないのが現実)確かに、今の会社も、創作活動に力を入れたいからと話した時は、渋々了解してくれた感じでした。どこの会社もみんなこんな感じなのかしら?夢があってはいけないの?両方頑張れないとでも思うの?


c0124108_1911583.jpg
憂さ晴らしに、木場にある東京都現代美術館へ。
面接用に買った靴で靴ずれをおこしながらも公園を横切ります。
公園には小学生が遠足に来ていました。暑いけど元気一杯!
少し元気をもらって歩き続ける、しかし遠いんだな〜これがまた...


c0124108_19154469.jpg

マルレーネ.デュマス展
作品数は少ないのですが、見終わった後にジワジワくる展覧会でした。
愛と死、エロス、男性の描くそれとはまったく違う世界、それでいて変に幻想的でもなく、現実的過ぎる訳でもなく、心に迫ってきます。直接的な表現でないからこそ、内から滲み出てくる感情がより直接的に感じとる事が出来る作品でした。彼女の技法は、新聞、雑誌、などから切り抜いた写真をモデルとして下絵を描かずに、水彩絵具で描いていくドローイング。描いている映像が2Fで観られますよ☆
まだリンクができません〜3時間位アレヤコレヤやったけど駄目。。。どうしたら良いのかな〜?
それから、他社のブログのリンクが貼れないよ〜:o:
[PR]

by naou7 | 2007-05-24 21:53 | ジェンダー